花粉症の薬と胃薬・制酸薬には相性がよくないものもある

花粉症 胃薬 制酸薬

注意が必要なのはおもに制酸薬

胃酸を抑えたり、胃の粘膜を保護する働きをする制酸薬の作用が花粉症の薬の効果を妨げてしまいます

花粉症の薬は、ヒスタミンという体内物質がH1受容体と結合することを阻害する「抗ヒスタミンの働き」をします。
制酸薬や胃薬のなかには、この抗ヒスタミン作用を弱めてしまうものがあります。

制酸薬は、胃酸を中和し、胃の粘膜を保護する働きをします。胸焼けなどの症状に用いられる制酸薬ですが、制酸薬の作用が抗ヒスタミンの作用を妨げてしまい、花粉症の薬が鼻炎を抑える効果を失ってしまうことがあります。

これは、制酸薬や一部の胃薬に使われている合成ヒドロタルサイトなどの成分が原因となっています。

合成ヒドロタルサイトなどの成分が含まれていないかチェック

炭酸水素ナトリウム、酸化マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムは、一般的に使われている成分で、キャベジンなど市販の胃薬には、いずれかの成分が含まれていることがよくあります。

これらの成分のいずれかを使用している胃薬と花粉症の薬を合わせて飲むと、花粉症薬の抗ヒスタミン効果が弱くなってしまいます。

合成ヒドロタルサイトや炭酸水素ナトリウムなどを含まない胃薬なら大丈夫

市販の胃薬で花粉症の薬と一緒に飲める商品を一部抜粋します。以下のリストにある胃薬は、炭酸水素ナトリウム、酸化マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムのいずれの成分も使用していません。

市販されている胃薬で
抗ヒスタミン作用を妨げない商品例
液キャベコーワV(コンビニ販売)
液キャベコーワA(コンビニ販売)
ガストールアクティブ
エスエス胃腸顆粒
大正胃腸薬K
大正漢方胃腸薬
大正漢方胃腸薬「爽和」
ガスター10
ガスター10 S錠
ガスター10 内服液
第一三共胃腸細粒
新タカヂア錠

花粉症の薬と合わせて飲める胃薬は他にもあります。上記は、あくまでも一部の商品を例としていますので、ここに書かれていない胃薬が全部ダメというわけではありません。

胃薬を購入する際は、店頭のスタッフに花粉症の薬と一緒に飲める薬か確認してください。

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更新日:2015年09月30日 (公開日:2015年09月30日)